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私の「バカ」体験と「バカ」論

  • 執筆者の写真: Komy 小宮山 栄
    Komy 小宮山 栄
  • 2020年10月20日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年10月7日

明治生まれで男まさりだった母は「女はバカだ」と何度も云っていた。 それを信じて結婚当初、カミさんに「女はバカ」と云ってしまったから、今もってバカにされている気がする。バカだった。

私は記憶力が悪いので、サラリーマン時代はかなりバカにされていたと思う。辞めた時に思ったのは、勤め人の多くはストレスをかかえながらもバカにされないために懸命に働いていると思う。バカかも知れぬ。

その後、ストレスのない自由なペンキ職人になったが、多くの職人は酒の飲みすぎとギャンブルでピーピーだった。これは「わかっちゃいるけどやめられない」というバカかも知れぬ。

ところで、バカとは何か。

「ヒトの悪いところだけを真似るのがバカ。その反対はリコウ」と云った人がいた。

『バカとは何か』(和田秀樹著 幻冬舎)を読んだ。 精神医学者が「バカ」を治すために書いたという。役立つかも知れぬが私にはつまらなかった。 特に最後の中山治氏の批判に対する反論に8ページも使っており、「リコウに見えるバカがいる」とのことだった。著者は「自分以外はやはりバカに見えてしまう」ようだ。 バカはバカを相手にするのが好きなようだ。著者は学者バカかも知れぬ。

バカは他人のことを云うのは簡単で面白いが、自分が云われると大変!だから、自分から先に云ってしまうと楽である。「私バカよね、おバカさんよね・・・」の歌にもあるでしょう。

バカにもいろいろありますな。 親バカ、バカ息子、専門バカ、バカ社長、バカ社員、バカ女・・・。 「あなたはどんなバカですか?」 「そういうおまえはどうなんだ?」 「私はバカな話をバカな人に読んでもらうのが好きなバカです」。(記 2008.03)

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