小学校3、4年の頃だった。 トイレで大をする時は、ズボンとパンツの片方を全部脱いでするものと思っていた。
しかし、掛川君という友達が「大をする時は、ズボンとパンツをひざまで下げるだけで良い」と親切に教えてくれた。 なるほど、これならズボンを汚すこともなく、早くできる。
このことは、先生はもちろん、親兄弟誰も教えてくれなかった。
もし掛川君が教えてくれなかったら、私は今でも非能率、非衛生な方式でやっているかもしれぬ。
前置きが長くなったが、昔胃を4分の3ほど切ったことがある。 医者は、おならやげっぷが多くなるだろうと説明してくれた。 そして現実に、下痢や便秘気味の時も多くなった。 トイレに行った時、出すべきものを早く出そうと思い、いろいろ工夫してみた。
そしてついに発見!
方法は背筋を伸ばしたまま、力を入れながら何度も深くおじぎを繰り返すことである。 ぜひ試してみて下さい。 うまくいったら連絡下さい。
そして汎用性があるなら医学書にも入れてもらうように働きかけてみたい。 世界でも悩んでいる人はたくさんいると思う。 英語で知らせるヒントを考えてみた。
日本に来た外人は 「日本では、何度もおじぎする文化が面白い」 と何かで読んだ。
「OJIGISTYLE 快便METHOD」 ではどうか。
快便は英語でなんていうのかなあ。
追伸胃を切ってしばらく悩まされたことはあったが、時間が経つにつれ、ほぼ正常に戻ったことにはびっくりした。
ある人におじぎ式を話したら 「こんなこと当たり前、あんたがとろいだけ」と言われたので「あんたも不親切だね」と言い返したが……ハハハ…。 (記 2001.05)